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株式会社日本キャンパック様 コーヒー搾りかす 再利用

株式会社日本キャンパック様 コーヒー搾りかす 再利用

2020年より、日本最大規模の飲料充填会社、株式会社日本キャンパック様の群馬工場にレドックスマスター機2台を設置して、緑茶とコーヒー豆の絞りかすを乾燥させています。乾燥した緑茶搾りかす、コーヒー搾りかすは牛の健康を改善するための高機能飼料の原料、バイオマスプラスチックの原料として、販売しています。これまで、費用を払い、廃棄処分していた緑茶搾りかす・コーヒー豆搾りかすの処理費用が削減できただけでなく、高付加価値の有価物として販売することが可能になりました。

また、世界中でプラスチックごみの問題が深刻化しており、石油由来のプラスチック使用量の削減目標が厳格化されているため日本政府もバイオプラスチックの生産量を増加させるよう政策目標を設定していますが、バイオプラスチックの原料となるバイオマスを乾燥させるために、多大なエネルギーを消費し、大量の二酸化炭素を排出することで、バイオプラスチック製造は経済的にも環境負荷的にも合理的でないケースが多く見受けられます。しかし、レドックスマスターで乾燥させると、乾燥の程度、処理時間が大きく改善し、遠心分離処理、高熱処理をした処理物が炭化、酸化して、団子状になったり、大きさが不ぞろいなる、また劣化しやすいのに対して、レドックスマスターで処理されたバイオマスは均質な粒状になり、植物元来の丈夫な性質を保った原料となるという大きな利点があります。低温処理で大きな熱エネルギーを使用しないので、二酸化炭素排出量が大幅に削減されることは言うまでもありません。

レドックスマスターで処理したバイオマスを使ったバイオマスプラスチック製品は、ユーピーアール株式会社のパレット、外資大手コーヒーチェーンの店内で使用されているトレー、梱包資材用の、ABS と混合したネジなどがありますが、バイオマスを炭化・酸化させずに乾燥処理させているため、従来のバイオプラスチック製品が実現できなかった優れた強度、耐熱性を実現しています。

また、昨今のコモディティ価格全般の高騰により、コーヒー豆搾りかす、緑茶搾りかす乾燥物の飼料、バイオマスプラスチック原料としての販売価格も上昇傾向にあります。

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